東京シンフォニアはなぜユニークなのでしょうか?
日本には、プロフェッショナルだけでなく、学生、アマチュアも入れると、1,600ものオーケストラがあります。でもなぜか、室内オーケストラはほとんどありません。
室内オーケストラは、芸術性を維持しながら、低コスト、移動しやすく、選曲が自在、など多くのメリットがあります。
指揮者ライカーは、サイズは小さくても、豊かなサウンドを奏でるオーケストラを作りたいと考えました。
でも、小さいサイズでどうやって大きい音を出せるのでしょうか
グループダイナミックスの科学では、個々のメンバーが積極的に参加意識を持てる最大人数は5人とされます。そこでオーケストラの編成を、第一、第二ヴァイオリンの数を各5人、バランスを取って、ヴィオラ4人、チェロ3人、コントラバス2人としました。
そこから東京シンフォニアの歴史は始まったのです。